本社移転の経緯

アフター:2018年完成新本社
ビフォー:木材倉庫

 採用と営業のためです。増改築を繰り返した旧社屋は愛着はありましたが、あれでは若い子たちが近寄って来ないです。旧本社時代は、本当に新卒採用に苦労していました。また、お客様を呼べる環境にもなかったので、営業時には出向くのみ。お客様との距離もなかなか縮まりませんでした。

移転後の反応や変化

田中組
増えた若手スタッフ
学生、お客様に人気のカフェのようなミーティングスペース

「圧倒的に採用の母数が増えました」。旧社屋の時はあっても年間で1人の応募でした。今は30〜40名がエントリーしてくれて、応募が15名。おかげで移転後は毎年新卒採用がコンスタントに続いています。私が社長に就任した2009年から比べて、会社の平均年齢は10歳以上若返っています。採用に大きな効果を感じています。

お客様の視察・見学は月に1社はいらっしゃるようになりました。スタッフには、営業時に必ず最初にお客様を会社にご案内しなさい、と伝えています。最初にご案内するのは、私たちの価値観を空間から感じてもらうことが目的です。自分たちが思っている以上にお客様の反応が良いですし、来社を断られることもないです。プロジェクトの良いオープニングにもなるし、クロージングにもなっています。

今後、期待する変化は

ワンフロアに集うスタッフ
2020年に新設したインフォメーションデザイン室

旧社屋を知らない若いスタッフが4割まで増えました。新社屋が当たり前の彼らは、このような環境の中で伸び伸びと成長しているように思います。若いスタッフの成長スピードが新社屋という環境で増している感覚です。また、先代、旧本社時代から在籍しているキャリアが長いスタッフも思った以上に変化を認めてくれいますね。新旧の化学反応が楽しみです。

また、本社移転を機に始めたブランディングも継続しています。2020年にはブランディングを専門に扱うインフォメーションデザイン室を新設しました。社内外に会社の魅力を発信したり、会社のクリエイティブディレクターとして制作物やSNSなど全ての発行物を管理しています。自慢の新社屋なので、発信を通してたくさんの方に知って頂き、見学にいらしてもらえると嬉しいです。

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