本社リフォームの経緯

コーポレートカラーに合わせたブルー×イエローの外装ペイント

最初は工場を先に、と思っていたので本社棟の改修は後回しと思っていました。でも修繕のタイミングで外壁塗装をしたことで、年明けくらいからリフォームもありかな、と思い始めました。具体的な構想は2020年になってからです。この建物が10年経っていたので修繕のタイミングだったので、2019年の年末にまず外壁塗装をしました。最初はベージュといったベーシックな色を選んだのですが、女性スタッフから「ここはコーポレートカラーの青でしょ!」と言われて思い切って青を採用しました。今では「青い会社!」と覚えてもらえるので思い切ってよかったです。

本社とブランディング

社長を中心としたブランディングチームが改修プロジェクトを担当
多目的に利用される1Fのワクカフェ
給湯コーナー、社員食堂を兼ねたオープンキッチン

2017年から「見せられる工場から魅せる工場へ」を考えていました。2019年6月に60周年を迎えたこともあり、2019年の1月からコーポレートブランディングを取り入れ、コーポレートカラーや会社の歴史の振り返り、私たちらしさの認識と発信の仕方などをアップデートしています。その過程で、新和金属は「ファクトリーからワクトリーへ」というスローガンを決めました。新和の和という字には創業者の「和」を大切に、という想いが込められています。そして、工場・製造業がどうしても現場が主になるため黙々と作業しがちですがせっかく働くわけなので「ワクワク」毎日を過ごせるように。就労支援を積極的に行なっているので、働けないという「枠」を取り除きたい。そんな思いで「ワクトリー」という造語という作りました。これらがブランディングをしたことで固まったので、あとは空間に移すだけでした。社員も使えて、地域や業界の人にもオープンでワクワクできる空間を本社に盛り込むことにしました。

現在どんな使い方をしていますか

オープンイベントではスタッフにこれからの本社の在り方を社長自ら伝えた
週2回社員に供される手作りワクトリーランチ

8/29が相談役(先代)の誕生日だったので、そこで社内お披露目をしました。コロナ禍なのでグランドオープンこそできませんでしたが、娘の父兄さんのご紹介から多くの出会いを頂きました。地域に開くことを想定した空間だったので、メッキという枠を越えて地域で活動するパワフルな女性たちとのご縁ができました。現在当社の社員食堂で料理を振舞ってくださる方もこのご縁がきっかけです。8月にワクカフェができて一年になります。まだまだ予断を許さない状況ですが、社員同士だけでなく、地域の方ともコミュニケーションが取れる場所としてワクカフェを作ったので、1周年を兼ねて町内の子供たちを対象にクローズドなイベントを考えています。私も子育て世代なので、地域のお子様、親御さんたちが利用できるような場所にもしていきたいです。

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